2023/02/28 20:17
片方はミントコンディション(ほぼ新品のような状態)。
もう片方は数年に渡ってかなり着込まれた状態。
このような2枚が手元に入ることは中々貴重な機会なので、エイジングの比較を行い、ブログに残すことにしました。
まずは両者全体を引きで見てみましょう。
先にミントコンディションの物から
両面共に非常に鮮やかなプリント。
当たり前ですがボディは真っ白で穴や汚れもありません。
次に着込まれた状態のもの
プリントは薄く褪色し、裏面は特に細かいプリントは分からないとこまで薄れています。
ボディには全体的に自然な穴やダメージが入っており、色は少しくすんだグレージュホワイトに変化。
また、ボディには捩れが生じ、それにプリントも引っ張られて歪んでいます。
強い太陽の下で着用したり、何百回も洗濯を繰り返すことにより、このような美しい経年変化をしています。
次に細かい部分を見ていきましょう
赤の色味が殆ど抜けてるのに対し、黄色や黒、青などは比較的残っています。
染み込みプリント特有の霜降りのような掠れが出ています。
比較は以上になります。
今回のカート追悼Tシャツに関しては、どちらの状態のTシャツも非常に魅力的に感じます。
ボロに関してはビンテージにしか出せない凄まじい雰囲気があります。Tシャツ自体がアートのよう。
各ブランドもこれらを参考にダメージ加工のTシャツを作っていますが、やはりリアルのかっこよさには敵いません。
また、グランジスタイルの開拓者であるカートコバーンのTシャツなので、ボロであることにしっかり背景や価値を感じられます。
これこそビンテージTシャツの醍醐味です。
僕が着るならボロの方と思っていますが…
どちらを選ぶかはお客様次第。
結局のところそれに尽きます。
繰り返しにはなりますがどちらも素晴らしいTシャツになりますので是非ご検討してみてください。
今回は白のTシャツの比較でしたが機会があれば、黒のTシャツも比較してみたいと思っています。
面白いと思った方はまたお付き合いいただけると嬉しいです。
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